History 伊根の歴史と舟屋

海と生活を
共にしてきた町「伊根」

伊根町は京都の北部、丹後半島の北東部に位置する町。丹後半島は古くから大陸との交流が盛んな地域であり、重要な交易ルートとして発展してきました。また、当地区にある伊根湾は、年中穏やかで潮の干満の差も少ない漁業に適した海でした。

伊根町は、古くは交易の重要地、そして漁業に適した町として発展してきました。しかし、伊根町は三方を山に囲まれた独特な地域であり、山と海もすぐ近くというデメリットがありました。そこで、伊根町の先人達は、波打ち際を切り崩した平地に舟屋を建て生活をしていました。この舟屋が現存しており、この地区独自の風情を作り出しています。

舟屋で感じる「伊根」

伊根湾沿いに立ち並ぶ民家で、船の収納庫の上に住居を構えた、この地区独自の建物です。江戸時代中期頃から存在しているものとみられ、現在は約230棟が、確認されています。

当地区は、「伊根町伊根浦伝統的建造物群保存地区」の名称で、漁村集落としては全国で初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」として選定。「日本で最も美しい村」連合にも加入しています。全国的にも類を見ない独特の風情と歴史的風致を醸し出す当地は、日本のベネチアとも言われています。

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